札幌市社会人採用の対策方法!面接を攻略!

札幌市社会人採用の対策方法を解説します。

札幌市は市区町村魅力度ランキングで8年連続1位に輝くなど、非常に人気のある自治体です。

都市としての利便性と、美しく豊かな自然との調和が人気の秘密かもしれません。

そんな人気自治体の職員になるのは難しそうな気がしますが、札幌市の社会人採用は実は対策がしやすく、しっかり時間を取って準備をしていけば十分戦えます!

ぜひ参考にして、合格を引き寄せてください!

受験資格

eligibility

中途採用者に様々な条件を課す自治体もありますが、札幌市社会人採用の受験資格はそれほど複雑ではありません。
主な条件は次の2つです。

試験実施年の4月1日現在で満59歳未満の人
民間企業等における職務経験が直近7年中5年以上ある人

「民間企業等における職務経験」は、週 30 時間以上の勤務を1年以上継続し、これらの経験が「通算」で5年以上であればOKです。アルバイトや契約社員等も含まれます。

また、受験資格を満たしていればすべての受験生は平等に扱われますので、前職が事務職だったかどうか、大企業勤務だったかどうかなどは、まったく関係ありません

転職して新しいスタートを切りたい!と願う受験生には、うれしいことですね!

ただし、中には現職が公務員で、

「公務員からの転職だと不利になるのかな…」

と気になっている人もいるかもしれません。

そんな方に向けて、下記の記事では公務員から公務員への転職について詳しく解説しています。
公公転職を考えている人は是非読んでみてください!

試験日程

札幌市社会人採用は例年6月下旬に試験案内・申込書の配布が開始され、9月に第1次試験、11月に第2次試験が行われます。最終合格発表は12月です。

ここでは採用内定までの流れを大まかに確認しましょう。

択一式の筆記試験と論文試験、そして個別面接というノーマルな試験形態です。

中途採用でSPI試験が課されたり、グループワークなどを実施したりする自治体もある中、札幌市は、とても対策しやすい自治体だと言えるでしょう。

倍率

competition

初めにお伝えしたように、札幌市は魅力的な自治体として人気なので、社会人採用の倍率もそれ相応に高い傾向にあります。

令和元年度

(2019年度)

令和2年度

(2020年度)

令和3年度

(2021年度)

令和4年度

(2022年度)

32.6倍 32.4倍 26.0倍 23.2倍

試験実施状況より引用)

30倍前後ということで、「倍率高いな…!」と感じる方も多いかもしれませんが、中途採用では十分な対策をしないまま受験する人も多いと言われており、実質的な倍率はもっと低いとも考えられます。

あきらめずにしっかり対策しましょう!

次に、第1次試験、第2次試験に分けて、倍率を見てみましょう。

令和2年度

(2020年度)

令和3年度

(2021年度)

令和4年度

(2022年度)

第一次試験 合格倍率 9.9倍 14.8倍 11.6倍
第二次試験 合格倍率 3.3倍 1.7倍 1.9倍

試験実施状況より作成)

このように見ると、第1次試験で行われる「基礎試験」と「職務論文」が大きな関門であることがわかります。

次に、その第1次試験の内容と対策法を確認しましょう。

1次試験の内容と対策方法

paper-test

第1次試験の内容は次の通りです。

基礎試験…択一式30問 90分
職務論文…これまでの職務経験に関する論文 90分
一次面接試験…筆記試験の合格者のみが対象

基礎試験

札幌市社会人採用の基礎試験は、オーソドックスな内容で難易度もそれほど高くありません。

対策は、「地方初級(高卒程度)」の過去問題集を徹底的に解くことがベストです。
一般的に、公務員試験は、過去問やほかの試験区分の問題を参考に作成されることが多いので、過去問対策が非常に有効です。

職務論文

基礎試験が比較的対策しやすい分、差がつくのは職務論文です。

自分のこれまでの職務経験を札幌市に入庁してどう生かせるのか、800字以内にまとめることが求められています。

まずは過去問を見てみましょう。

【2022】これまでの職務経験の中で、周りからの高い評価を得たと思う事例を挙げ、その要因について、あなたが取り組んだことや担った役割などに触れながら、具体的に説明しなさい。また、その経験を市政運営にどのように生かすことができるかについて、具体的に述べなさい。

【2021】これまでの職務経験の中で直面した最も大きな課題を挙げ、その課題を解決するために、あなたが行った取組や活用した能力について、事例を交えて述べなさい。また、その取組や活用した能力を、市政運営にどのように生かせるかを具体的に述べなさい。

【2020】これまでの職務経験の中であった困難な出来事を一つ挙げ、あなたがどのようにその困難を乗り越えたか、また、その経験を踏まえて札幌市で実現してみたいことを具体的に述べなさい。

札幌市社会人採用:過去問より引用

論文試験は、教養試験と比べて対策がしづらいと感じる方も多いようですが、公務員試験の論文は「型」を覚えて書く練習をすることで非常に書きやすくなります。

なお、下記の記事では職務経験論文の書き方と例文を紹介しています。

1次面接試験

基礎試験と職務論文の関門をくぐり抜けると、10月下旬に通知が届き、11月上旬に1次面接試験が行われます。

ここまでくればもうあと一息です!
ちなみに、令和3年度を例にとると、基礎試験・職務論文の倍率は5.5倍ですが、面接試験の倍率は2.7倍です。
1次面接試験は、「落とすため」というよりも、「明らかな不適格者を見分けるため」という位置づけだと考えられます。

ただし、面接対策をきちんとやる必要はあるため油断は禁物です!

2次試験の内容と対策方法

interview

札幌市社会人採用の第2次試験は個別面接のみで、主として人物評価が行われます。

倍率は、令和2年度が3.3倍令和3年度が1.7倍とかなり低いですが、ここまでくると少数精鋭の争いになるので、最後までぬかりなく対策して臨みたいものです。

面接試験のコツ

面接試験対策では、忘れてはいけないコツがあります。

「札幌市が求める人材像」を把握し、自分がそれにマッチしていることをアピールすることです。

大学の推薦入試でも「求める学生像(アドミッションポリシー)」に合致しているかどうかが重要視され、受験生はしっかり対策をしていますが、公務員の社会人採用試験受験者は、意外とこの点を見落としがちです。

逆に言えば、「求める人材像」をしっかり把握して対策をすることで、ライバルに大きな差をつけることができる、ということです。

札幌市が求める人材像については、次のように示されています。

札幌市では、民間企業等で培った職務能力や経験を生かし、札幌市政に貢献できる優れた人材を求めています。

▷柔軟な発想や広い視野を持ち、問題解決に粘り強く取り組む方
▷新しい時代の変化に即応できる先見性を持ち、行動力に優れた方
▷専門的な技術や高度な知識を有し、即戦力として活躍できる方
▷民間企業等ならではの対外折衝など、市の職員では得がたい経験を持つ方

札幌市職員採用試験案内より引用

これをしっかり頭に入れましょう。

ただし、「求める人材像」をただ丸暗記しているだけではあまり意味がありません。
自分がこの人材像に合致していることを、「過去の具体的なエピソード」を用いてアピールする必要があります。その点をしっかり考え、準備しておきましょう。

それに加えて、一般的な公務員試験の面接対策を徹底的に行うことが重要です。

なお、面接に不安のある人はGravityさんの面接対策講座を受講してみましょう。
経験者採用に合格経験のあるプロ講師が、イチからノウハウを伝授してくれますよ!

詳細は下記のページをご覧ください。

終わりに

札幌市社会人採用の対策方法について解説しました。

札幌市は全国的にも注目されている魅力的な自治体です。

合格すれば社会的にも経済的にも安定した生活が送れることでしょう。何としても合格したいですね!

倍率は高く見えますが、この記事をチェックしたあなたは、すでにライバルを一歩リードしています。

やるべき対策をしっかりとやり込んで臨み、ぜひとも合格を勝ち取ってください。

健闘をお祈りしています!