【公務員試験】面接で「あなたを動物に例えると?」と聞かれたら

公務員試験の面接試験では「なんでそんな質問をするの?」と思える質問がたびたびあります。

その代表格が「あなたを動物に例えるとなんですか?」という質問です。

意外とこの質問はどの試験でも聞かれていて、最近では群馬県庁と神奈川県庁の面接試験でも聞かれています。

このため、公務員試験の受験生も、質問された場合に備えて自分なりの答えを用意しておいたほうがいいでしょう。

ただ、このときに「なんの動物と答えようかな」と、いきなり具体的な動物を考えはじめる方法はおすすめしません

PRポイントから逆算

このような質問への準備を行う際には「自分のPRポイントから逆算して回答を考える」ことが大切です。

つまり、あなたが面接試験で「私の長所は実行力があるところで、短所は心配性なところです」という答えを用意している場合には

「行動力のある動物は何か?」
「心配性な動物は何か?」

という目線を持ってから具体的な動物を探してください(Googleでキーワードを入力して検索するのが良いでしょう)。

例えば「長所の実行力と短所の心配性」というイメージから出発して具体的な動物を調べてみるとイノシシが該当します。

イノシシは、まさに猪突猛進という言葉にもある通り「実行力(行動力)」を表現するには適した動物です。

また、イノシシには「神経質」という特徴がありますので、短所の「心配性」という点とも合致します。

そこから回答を考えると、以下のようになるでしょう。

【回答案】
「私を動物に例えると、「イノシシ」だと思います。イノシシは、猪突猛進という言葉にもあるとおり自分の目指す方向に突き進みますが、一方で、とても神経質で警戒心の強い性格であると聞いた事があります。こういう点が、目標を掲げたら実現に向かって必死に取り組む性格や、心配性である私の性格に似ていると思います」

このように、この手の質問を考える際には、いきなり具体的な回答を考えるのではなく「自分の性格や特徴」から逆算して考えることで、一貫性のある回答を作っていくことができます。

これを応用すれば、例えば「あなたを表す言葉を教えて下さい」といった質問などにもしっかりと準備を行えるようになっていきます。

面接対策を進めていく上では「逆算して考える」という発想を身につけていきましょう!